:::主旨:::

古くから忍者茂平の人情あふれる話は、村民はもとより、
県内においても人々に愛され、親しまれ、語り継がれてきた。
本大会はその茂平の里日高村において、もっとも身近なランニングを通じ、
「健康で、みんなの笑顔が輝く」ことを目的として行うものである。

:::主催:::

ひだか茂平マラソン実行委員会


1982(昭和57)年に日高村健康マラソン大会として始まり、25回目を迎えた2007(平成19)年に“ひだか茂平マラソン”としてリニューアルいたしました。
古くから村民はもとより広く県民に愛され、親しまれ、語り継がれてきた忍者・日下茂平の里である日高村において、もっとも身近なランニングを通じ、「健康で、みんなの笑顔が輝く」ことを目的として行われるものであります。また、村の文化や特産品などたくさんの魅力を、大会を通じて多くの方々に知っていただき、地域の活性化をも図る場にもなっています。
 

マラソンコースは、忍者茂平が修行した猿田洞や昔ながらの田園地帯、クロスカントリー風の河川敷など、村の豊かな自然や地形を活かしたコースとなっています。

 

茂平(茂兵衛)は今から約280年ぐらい前に、ここ日高村に生まれました。この茂平が実在の人物であったことは、坂本龍馬の祖父、才谷屋六代の八郎兵衛直益の書いた「巡水日記」にも証明されています。

茂平に関する民話はいくつかありますが、ここでは最も有名なものをご紹介します。

 


茂平は貧しい農民の子として生まれ、大きくなると庄屋の屋敷へ奉公に出ます。庄屋には美しい娘がおり、二人は相愛の仲となりますが身分制の厳しい世ということもあり恋は成就せず、庄屋の激しい怒りに触れて屋敷を追い出されてしまいます。

 悲観した茂平は死に場所を求めて猿田洞という洞窟へ入っていきます。そこで天狗(仙人)に会い、佐川市之丞(いちのじょう)とともに修行をして多くの法術を会得しました。

 やがて、茂平らは近郷さらには高知城下の豪商・豪農から金品や米などをかすめとり、貧しい人々に分け与えるようになりました。

 そして、市之丞とともに高知城に盗みに入ったとき、酒宴用の酒に手を伸ばし、不覚にも熟睡してしまい、二人は捕まってしまいます。

 目が覚めると二人は縛られ、処刑されることに。しかし、首をはねられようとするまさにその時、茂平はどろんとねずみに化け、縄を食い切り、とんびに化けた市之丞に乗って空高く飛んでいきました。

 その後、二人はついに人々の前に姿を現すことはなかったということです。

こういった人情味あふれる民話により、茂平は村民はもとより高知県民に広く愛され、庶民のアイドルともてはやされています。
 猿田洞をはじめ、日高村には茂平ゆかりの地が今でも残っています。ぜひ一度お立ち寄りになってみてはいかがでしょうか?

忍者茂平(猿田洞近くの僧ヶ橋のレリーフ)
もへいくん (c)くさか里樹
忍者修行の地、猿田洞

日高村出身の漫画家・くさか里樹さん作の、茂平をモチーフとした親しみのあるキャラクターです。
もへいくん (c)くさか里樹
くさか里樹さんプロフィール 茂平の住んだ屋敷跡

1958(昭和33)年、日高村生まれ高知追手前高校を卒業し、通所授産施設「昭光園」で勤務。1980(昭和55)年「ひとつちがいのさしすせそ」で漫画家としてデビュー。代表作は、「ケイリン野郎」「片翼同盟」「ヘルプマン!」「ファイブ」など。「ヘルプマン!」は現在も連載中。
茂平の墓 茂平ゆかりの石田地区へ架かる茂平橋